雑誌、Science 掲載 書評:Eiko Ikegami's Bonds of Civility ”Through Art to Association in Japanese Politics", 15 September 2006





NHK World
NHK 国際放送、ダイレクトトークで、ニューロダイバーシティについて語ります。
2018年1月17日水曜日20:45-21:00(日本時間)



全世界放送ですので、TV放映は日本時間で表示していますが、NHKワールドのウェブサイトからヴィデオがごらんいただけます。







Caveat (NYダウンタウンの科学やアートを楽しむバー)における意識に関する催しで、ニューロダイバーシティについて語る。この催しは、私も創立メンバーの一人である、NYに拠点をおく意識と心の学際研究の拠点、YHouse Inc の主催だ。自閉症スペクトラムを病態と見るのではなく、インテリジェンスの多様性のひとつであり、感じ方見かたのマイノリティと見ることができるし、さらに私達自身の脳と心のあり方の謎を垣間見せてくれる鏡でもあるという趣旨のお話をした。質問者はコロンビア大学の教授の友人。



リアルで自閉圏の友人にインタビュー





ワイオミングのラリーさんと





ラリーさんは仮想空間ではカリスマDJだ。また自らの心をまるでアリスの不思議の国みたいな130の不思議な部屋のある3D仮想空間でヴィジュアルに表現する、というスゴイ人だ。でも現実生活では地味にスーパーの商品管理の仕事をもう18年も続けている。それも深夜勤務中心で。地味で優しいリアルのラリーさんがそんな側面をもつことは誰も知らない。仮想空間の住人たち以外は。
感覚過敏もあり顧客や同僚からの錯綜した要求に答えるのが苦手のラリーさんにとって、スーパーが静かな深夜勤務のほうが楽なのだ。それにしてもラリーさんはセカンドライフ上では5つのコンピュータで5つのアバターをあやつり、作曲も手がけながら大勢のアバターの友人たちが踊るダンスパーティをホストするなど、マルティタスクが苦手というASDの特徴が嘘のようだ。仮想空間こそ彼にとってその認知特性や感覚特性のありかたにハマった空間であり、そこでは彼のインテリジェンスの形が存分に発揮されるのだ。







ヤングエグゼクティブのインタビュー記事。@プリンストン高等研究所で取材を受けた。DEC 18 2019.



近年、マイクロソフトやSAPなど海外の大手IT企業を中心に、発達障害の方々を採用し、それぞれの特性や能力を活かして活躍してもらおうとする試みが行われています。なぜ、こうした動きが起こっているのか? 背景には「ニューロ・ダイバーシティ」という考え方の浸透があります。 ニューロ・ダイバーシティ、日本語に訳すと「神経構造の多様性」という意味で、ASD(自閉症スペクトラム)やADHD(注意欠陥多動性障害)といった発達障害の方を含めて、多様な人材を組織として活かそうとする取り組みのことです。 一方で、日本では少しずつ発達障害に対する理解が広がりつつあるものの、問題点ばかりがフォーカスされ、「職場で孤立してしまう」「コミュニケーションがうまく取れない」と、マネジメント上の問題を抱える場合もあるようです。





アバター主義は人を楽にする



2019 深まる法政大学とニュースクール大学の交流



法政大学とニュースクール大学のコラボの第一弾、朝日教育会議として結実。田中総長の江戸の文化と、私の「アバター主義」の二つの講演に加え、学習障害であったことを公開した落語家の林家花緑さんも最後のパネルディスカッションに登壇した。この会議が一年後に朝日出版からでた田中優子さんとの共著「江戸とアバター われらの内なるダイバーシティ」に結実した。





drop a line.



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